伝統的な立涌模様は、
もともと豆千代の大好きな柄ゆきです。
大小さまざまなバリエーションで、
同じような着物を何着も持っているくらい。
もしかしたら一番よく着ている柄かもしれません。

縦の流れがある柄は
ほっそりとスマートに見せてくれる効果もありますし、
よろけたラインは、縞に比べるとやさしい印象で
竹久夢二の描くような
「なよなよとした、かよわい女性」にも見せてくれます。

立涌は、シンプルなのに、大きさや柄のバランスで
地味にも派手にも見えるのが面白いところ。

この立涌模様は、地味にも派手にも転ばず、
帯とのコーディネートがしやすい、
一番使いやすいと思うバランスにしました。
日頃から「立涌」を愛用する豆千代のこだわりです。

立涌はもともと、湯気が上っていく様子を
表したものですが、
水の流れにも見立てることも出来ます。
今回は「真珠のしずく」が流れているイメージで
水玉をアレンジしたことにより
伝統的な柄でありながら、
モダンさも同時に併せ持つ着物になりました。

アンティークの帯をあわせれば、レトロなイメージに。
博多帯をあわせれば、キリっと江戸前に。
レースや、モダンなアイテムを加えれば
平成のモダン着物スタイルに。

真珠は、ドレッシーなイメージもありますので
2尺袖のコーディネートで
フォーマルにもお使いください。

主役にも、いい脇役にもなってくれる頼もしい着物です。

この1枚の着物によって、 あなたのコーディネートの
レパートリーが広がりますように、
そう願って作りました。
あなたの着物ライフの新定番として
お使いいただければ幸いです。

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